~千万(ちよろず)リハビリ意念鍼が追加されました。~
新たな機能「千万(ちよろず)リハビリ意念鍼」を追加して、「点竅通経秘薬法」が生まれ変わりました。この「千万意念鍼」は、脳梗塞、脳出血などの後遺症や脳細胞の異常などによって、身体の動きがご不自由な方々にとって画期的な方法です。
病状の発生後6ヶ月間ほどは、リハビリでの機能回復は期待できますが、その後は、脳の司令回路が失われてしまい、機能回復がなかなか進まないものです。
そこで、リハビリだけでは機能を回復させることが難しい、身体、手足等に意念の鍼を施して、脳に刺激を与えて活性化させ、脳細胞の司令回路を蘇らせることを目的に考案されました。さらに、出毒素リハビリCDの機能を付加させて、萎えた筋肉の筋力アップも目指しています。発病から、長い年月が経過して、機能の回復をあきらめておられる方々に朗報となります。
もちろん、従来の「点竅通経秘薬法」の持つ、効能や特徴を持ち合わせ、さらに追加して画期的なリハビリの成果、身体機能の復活が期待できることでしょう。
「点竅通経秘薬法」とは
元極功法の秘伝です。意念による無形の作用を施します。鍼、灸、整体、カイロプラクティック、吸い玉、指圧、按摩等種々の方法や秘薬の処方をその人その人にとって最良の組み合わせで作用させます。
意念鍼についてのみ簡単に説明すれば、30分間の間に数百?数千、数万本の鍼(多種多様な無形の形状あり。 ~~細胞一つずつにうったり、温灸鍼や電気鍼、一本が頭頂から足まで貫通するモノなど…~~)をうち、約1週間、置き鍼にして作用させます。その後、数本に減じてさらに1週間持続させます。
○時 間:約30分(作用は1週間続きます)
○受講料:税込10,800円 ※お得な回数券制度があります。
どなたでも受功できます。
☆特別講座及び集中錬功会では、回数券が使えません。
「点竅通経秘薬法」の歴史について
2000年8月、前年の法輪功事件の余波を受けて元極学講座が禁止されてから初めて、蓮花山を訪れました。中国全土で3カ所しか認められていなかった気功治療(貫頂・帯功)を受けること、薬草風呂、同じく薬草の足湯、全身点竅按摩(ツボから修練者が三元を入れながらの全身マッサージ)、同じく点竅足裏マッサージ、中医学の基礎講座、そしてその時初めて受けることになった「意念鍼」という内容でした。
意念鍼とは、体内を内視し、悪いと思われるところに通ずる経絡上の経穴(ツボ)に意念により気の鍼を指先に造って、その無形の鍼にて作用させます。その結果、体調の悪かったところの改善が図られるというものです。この功法は、図書館司書をしている女性が張先生の指導を受け開発したもので、その時点で蓮花山病院でも三名の方しかできない功法でした。
その功法を最初見た瞬間から何故だか「これは私にもできる」と思いました。実際蓮花山内のホテルの一室に帰ってから何人かに向かって確認してみましたが、きちんと出来ていました。
そこで、どうせ意念で打つのであるから必要な箇所全部に同時に打ったらどうかと考え、よく鍼のことに精通している達人「馬礼堂(ば れいどう)、マー・リータン」に頼むことにしました。馬礼堂は中国の気功家で、「六字訣」という功法を整理し広めた太極拳の達人でもあります。
「馬八鍼」と言って「馬先生が八本の鍼を持てば治らない病気はない」と聞いていました。そしてその馬先生の知識と技術に対応できる鍼灸師を多く集めて、同時に多くの鍼を打つ仕事を頼んでみました。その通り馬先生に被術者の状態により、どこに鍼を打つべきかをお聞きし、腕の確かな多くの鍼灸師に打つことを依頼して、何人かの被術者達に試してみると、「体中がチクチクした」とか、「悪いところが良くなった」などの感想を得ることが出来、確かに効果があるようでした。
日之本さとりの法を受講された方はお判りでしょうが、当時すでに亡くなられていた馬先生から情報を受け取って、鍼を意念で打っていたのです。
その後この自己流意念鍼は、「鍼が出来るなら、灸でも出来るだろう」「鍼灸が出来るなら、吸い玉も…」「次には整体、カイロプラティック、整骨…」 等と、次々いろいろな方法を、そして最適で一番効果のある組み合わせで選択して、同時に施術するようになっていきました。
各方法の古典的名著や力がありそうな人の著作をインターネットなどで探し、原本を購入して、瞬観速読法(日之本さとりの法を受講することで身につけていくことが出来る速読法)で片っ端から情報を取り入れました。
主に中国の古典で中医学の土台的拠り所となっているもの、例えば「黄帝内経(こうていだいけい)」「奇経八脈考」「千金方(せんきんほう)」「難経(なんきょう)」、等をインターネットで購入したり、中国の知り合いに頼んだりしました。自ら訪中時に北京の白雲観(道教の総本山)周りの本屋などで探して購入したものも多くあります。 この後になってからも中国の先哲や日本の人達にからも、いろいろご教授いただきました。次に代表的な方を紹介します。
○神農 ~漢方の知識
「神農本草経(しんのうほんそうきょう)」をまとめたと言われる三皇五帝の一人。伝説上の人。
○李時珍(りじちん) ~漢方の知識と鍼の打ち方
明の代に名医と唱われ、「本草綱目(ほんぞうこうもく)」によって漢方薬の世界を統制の取れた判りやすくまとめ上げた。体内の経絡や気の流れを薬効という観点から見つめることが出来、経絡の働きを知り尽くした鍼の達人でもあった。
○華佗(かだ) ~鍼の技法
五禽戯(ごきんぎ)という気功の先駆けとなる様な動物の動きをまねた功法を作った。
後漢の末頃の人と言われ、外科手術を初めてし始めた人と伝えられている。
○宮河順達 ~診断力
華岡青洲の弟子で一般にはほとんど知られていない。麻酔の技術もすごかったが、その診断力に並外れたものを持っていた。
これら先哲の知識情報技術を集積し、駆使することにより、その時その人の状態に一番合った方法を選んで併用することが出来るようになりました。
その方法の名前を、主に中医漢方の知識によっていたことから「点竅通経秘薬法」と名付けて暫く帯功の形(座った姿勢)で行っていましたが、現在は、体感しやすいようにほとんど寝て受けて頂いております。背骨や骨盤にずれなどがあって、なおかつ敏感な方は、突然全身がビクッと跳ね上がったりすることもあります。
それらの永い変遷があって、現在の「気絶神倉法」も存在しています。