新乾坤についての前回の説明で、どのような事が我が身に起きたとしても、物を求めない、与えられなくてもそれで充分充足感を得て満足していくという感性を育てる、それがストレスを少なくして身体への良い影響を波及させる、とありました。
さらに、、、
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2008年1月24日、25日 <気功講義>
これからも人の生きとし生きるという営みは面々と続くことになります。
面々と続く時の流れの中で欲を持ちながら、その欲が喜びになるように求めすぎない、求めないから喜びとなるようなそういう生活、そしてそういう心の状態にしていくことが、人が人として生きていこうとする我々の持つべき態度です。
それを我々一人一人がそういう態度を持つならば、そのことが相互に感染して周りに波及していくと云うことになります。
あなたの周りに集まる人々に、求めない生き方が感染することが出来るならば、非常に多くの者達が幸せに満ちた、現状で満足していくというような状態を生み出すことが出来るでしょう。
そして毎日のそれぞれの生活がどんな状況に陥ろうとも、淡々と迎えることができます。
どんな事が我が身に降りかかってこようとも、穏やかに全てを受け入れていくという心の状態を今から準備をしていく必要があると思います。
必要な者は必要でなくなり、求める者は求めなくなり、与えられる者は与えられるがままに、非常に困難な状況の中でも、常にゴムまりのように弾んだ心でいることが出来るというような心を、あなたがまず持つことです。
そしてその弾んだ心を周りに広げて行くというような、そういう役割をあなた方が担うことです。
その中で人の心を変えていく原動力、そして人の身体を癒していくというような原動力が誕生してくるでしょう。
元極秘録にある「新乾坤」がようやく近づいてきています。
日々の修練と養徳によって、上述の「いつも弾むような心」を獲得し、是非皆様方お一人お一人が、この「新乾坤」に到達できますよう、自らを磨かれ精進されますことをお願い申し上げます。