元極功法、習い始めの頃と題したブログがあります。
元極功法に出会ったお話は後日紹介することにして、それより遡るお話です。
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2012年12月31日 <元極功法習い始めのころ>
大学に通う頃から濫読癖が有りました。
そんなときに好んで読んだのが、筒井康隆の本でした。中でも「七瀬シリーズ」は大好きで、印象的な短編小説でした。
「家族八景」「七瀬再び」「エディプスの恋人」の三部作は、同じ主人公なのに、作風が全く違う不思議な本でした。
その1作目に出てきた、「掛け金を下ろす」という言葉が、小説の中身を殆ど忘れてしまった頃にも不思議に心のどこかに引っかかっていました。
今から20年も前、元極を始めて三ヶ月目に中国蓮花山に行きました。
三ヶ月修練して、何もまだ感じることができないでいましたが、何か信じることの出来るものがこの功法から感じられたのでしょう。二十何万円かの費用がかかるにも関わらず、行くことに決めたのです。
私は、生まれて此の方現在まで、ずっと貧乏人ですが、自分の能力を伸ばすのにプラスになる物や情報には惜しげもなく(自分の資力内のことですから大したことはありません)お金をかける癖があります。
例えば、一冊の書籍の中で、たった一行でもプラスになると思えるところがあれば、その本が数千円、数万円(実際に一冊数万円する本は何冊も所有しています)しても、別にその金額は惜しくないと思えるのです。
これは、二十歳位の頃から漫然と実行してきている私の生き方です。
これはと思ったら、金額や距離に関係なくそこに行く。手に入れる。
そんなことが、本物に出会うコツだと思います。