功は日常にあり

~増田庸文の唯一無二の記事を日々お届けします~

「階ム」、「階ヒト」段階の修練者は、どのように判断すべきかをお伝えします。

_____________

前回までの記事に加えて、過去に次のような通達をしたことがあります。

現在も適用されていますから、参考になさってください。

2008年7月7日、七夕の夜、飛騨地方は雷がひどく、雨がたくさん降りました。
「修練中に雷が鳴り始め、どうしたらいいでしょう?」
という緊急質問を階ひと修練者から受けました。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

教えていただきたいことがあって、メールしました。

昨夜、雷が鳴っていたため、それが落ち着いた2時間後くらいに錬功を始めたのですが、その途中で、また、雷が鳴りだしました。
そんなにひどい音ではなかったので、きりのいいところまでやって止めたのですが、こういう時は、直ちに錬功を止めるべきなのか、続けてよいのか迷いました。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

~増田より~

地球温暖化の影響を受けて、異常気象が大きな問題となっています

地震、台風、竜巻、大雨、火山の噴火等の天災によって、大地の邪気が吹き出す傾向は、今後ますます拡大していきます。

「階む」、「階ひと」教科書の『上達の為にしない方が良いこと』の欄に、「天変地異の時には錬功しない」と書いてあります。

なぜでしょう?

それは、そうした天変地異が起きる時は、天地の邪気が吹き出しているからこそ、起きるからです。

そんなときにそれらをコントロールできない人が修練をすると、その邪気を吸い込んで、望む結果とは正反対の事になってしまうからです。

ですから、そうした時でも、天地の正邪をコントロールできる者のみが修練しても構わないわけで、そうしたことは、相当な段階に上り詰めた者のみの話です。

そうした段階まで到達した者にとっては、天変地異の時は、正気をむしろ大量に取り入れる絶好の時で、修練すべきなのです。

しかし、一般的には、そんなとき修練しようものなら、即座に体調を壊してしまいます。

従来は、悪天候や地震の時にも修練できる力を「階ふた講座」でお渡ししていましたが、せっかくの修練の機会を逃すことになってしまうのも残念ですので、代々の元極掌門人の方々とご相談しました。

その結果、中級講座を受講して、尾閭関以上の修練をされている方には、「悪天候でも、天地の邪気を受けないで修練できる力」をお渡しすることにしました。

「階む」の段階の方々、「階ひと」でも下丹田の修練をしている方々は、今までどおり、下記のように処理願います。

悪天候に気がついた場合は、あわてる必要はありませんが、できる限り速やかに収功するようにしてください。

天候の悪いときには、ゆっくり休むことです。

<2014年10月16日 「天変地異の時の修練について 3」>

_____________

ご自身の修練段階と天候を照らし合わせながら、今後もより良い修練を継続なさってください。 

(ブログ文中の『「階む」講座』『「階ひと」講座』『「階ふた」講座』は、現在は、カタカナ功訣により『「階ム」講座』『「階ヒト」講座』『「階フタ」講座』となっています。)