高山の夏の風物詩といえば、絵馬市です。紙絵馬といって、玄関から、家の中へ幸運が駆け込むように配置します。飛騨地区のお店の入り口で見かけられたかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
御札、お守りについて、増田庸文老師のブログより3回シリーズでご紹介します。
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2009年8月1日、2009年8月2日<気功講義>
御札、霊符、呪符、護符などと言われているものが有ります。
神社などで求める、お守りやお札もその一つです。
これって効果があるのでしょうか?
そして、誰が書いても(作っても)同じように効果的なのでしょうか?
あまりあれこれ考えないで買ってきますよね。
このお札についてお話ししてみたいと思います。
色々調べてみると、仏教、神道、修験道、道教、神仙道、儒教等、宗教、宗派に寄らず
存在するようです。しかし、皆その方法は違い、それぞれの手法や描き方、作法があるようです。
そこで、御札に詳しい神様というふうに呼んでみました所、陰陽道で有名な、あの「安倍晴明」の神が出ていらっしゃいました。
ほんとかな?とお思いになるかもしれませんが、そのお話しをお聞き下さい。
以下、「安倍晴明」の神のお話しです。
このお札を使う方法は、私が広く世の中(日本国内)に広める役割をしました。
それは、間違いではない事なのですが、それまでにも、多くの神々が無形の形で結界を作るというようなことを、すでに実践してこられました。
その実践してこられたことを有形の札などで示しただけのことです。
私が示したことを僧侶や力ある者、修練者、真似て拡げていきました。
神道における禰宜や権禰宜もその仲間に入ります。
山伏に代表される修験者たちもそうです。
それらは、多くの受け入れられるものを作り出しました。
私がしたことが広く拡がったのは、流言によって、人々に受け入れられてひろがりました。
宗教心があっても宗教が拡がらなかった日本において、うわさによって、札を使う因習が拡がりました。
そして、おおくのものたちが私のもとで習うことで、札を広く広める役割が果たされました。今日、秘密裏に使われてきた札の類は、このほかにもたくさんあります。
多くのものに教典として授けたという点で、意味があったのだと思います。
もちろん、間違いも拡がりました。
(つづく)