「自らの魂の声をきけるようになること」など、本来、世界で何十年か何百年に一人しか現れてきませんでした。増田庸文老師の説く、「魂」とは「魂の声を聞く」とはいったいどういうことでしょうか。前半、後半に分けてご紹介します。

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2015年7月7日 <気功講義>

日之本元極には、自らの魂の声を聞く為の講座が段階に応じて幾つか設定されています。

人には、あなたが今、自分だと思い込んでいる顕在意識のみでなく、その裏に隠れた四つの意識が存在します。
魂、本性、潜在意識、心がそれに当たります。

あなたが物質である肉体を持って存在するのは、
それぞれ一人一人が別々に与えられている役割を肉体が存在するうちに気付き、実行し、完成させることを期待されているからです。

ところが、その自分の裏の意識の存在をしっかりと把握し、自らの役割を知らされている魂からの声を聞こうとする者はほとんど居ません。

聞こうとしないのですから、己の役割を完遂することなど程遠く、無駄に一生を終える者ばかりです。

日之本元極の前掲功法は、自分の魂の声を聞くことができるように修練するもので、聞いた後本人が行動するかしないかは、本人の決めることです。

聞こえることは、その者の存続において非常に需要な事ではありますが、欲の上に成り立った現代社会通念にとっては、あまりにも突飛なことが多いので、その段階でも実行できずに脱落する者は多いのです。

損得という尺度ではなく、善悪という物差しでなくてはならないのです。

続く・・・