タイトルにある「性同一性障害」「多重人格」については、19回にわたるブログで詳しく説明されています。
これらの病を解説する上では、人の構造を理解していただかなければならない、との書き出しで始まりますが、まずは序章から。
ここでは全てのブログを数回ずつまとめて掲載していきます。
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2012年1月17日、18日、3月10日、12日
<人の構造について>
ここ100年ほどの世界人口の増加は甚だしく、その要因として経済的な事や、人々の移動範囲が広くなった事なども考えられますが、現代医学の進展のめざましさを第一に上げる人々がほとんどと言っても良いのではないでしょうか?
しかし反面、特に長寿国と思われている国で、高齢になればなるほど、寝たきりで、体に機械を取り付けたままのクオリティー・オブ・ライフの著しく低い生活で、ただただ生きている・・・・そんな人が多い事も否めません。
人としての尊厳も感じられない状態で平均寿命の上昇に寄与している方々の人生の価値はいかばかりか。
高度現代医療は、ほんとに人類の発展にプラスになっているのだろうかと疑問に思う事もしばしばです。
肉体的な病についても上記の通りですが、片や精神的な病について、もっと悲惨な状況に目を覆わんばかりです。
精神内科などに通う患者さん達の多くは、大量の薬剤を毎日飲む事となり、それぞれの副作用のための薬が更に必要で、どんどん薬の種類が増えて、副作用も消しきれず不調箇所は多くなっていくばかりの有様です。
その状態が暫く続くと、薬剤依存が起こって、そこから抜け出す事が不可能な状態にまでなってしまっている患者さん達が多いのも実情です。
その大量の投薬の結果で、精神的な病は改善されているかと思えば、その類の病は時代とともにどんどん増えているのです。
「高度先進医療」と呼ばれている現代医療が、どうしてこんな状態になっているのでしょうか?
それは医療の対象である、人間に対する認識が根本から間違っていることにあります。
人の機能を物質的に細分化し、一つ一つの器官の作用を固定認識することで、その時に悪い所(後に良くなるかもしれない)を切除したり、機械で代替するなどの手法を執っていたり、目的とする器官のある作用のみに着目し、それのみに効能のある薬剤を投与したりしています。
何千年もの間、引き継いで追求してきた、その物質主体の考え方、手法は誤っていると言わざるを得ません。
一部、東洋医学などで、気がついて実施されてきた方法こそが、もっと追求されるべき手法であったようです。
人の構造は、人類の歴史上、今まで世の東西を問わず、誤認されてきたのです。
元極功法ただ一つが、その真実に到達し、今初めて、その真実を明らかにすることが許されました。
(つづく)