修練の上級者になればなるほど、無形の三元エネルギーを取り入れることができるようになり、昔からの言い伝えである「腹八分目」の比率は下がっていくことになるようです。
そしてその先にある絶飲食とは。。。
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2009年10月15日 <食べ物について>
修錬を続けていると、自然に食べる量が減ってきたり、食べる物の好みが変質してきたりする。
一般的には、僻穀を除いて、件(くだん)の事象は、意識的に自らが試みるモノである。
しかし元極功法では、僻穀も含めてこれら総てにおいて修錬段階として、その状態が自動的に与えられ設定されることがある。
突然食べられなくなったり、食べると嘔吐する、下痢が始まるというようなことが起こる。
故意にするのではなく、その修錬段階として掌門人達からハードルが与えられるのである。
日之本元極の講師達は、皆それなりにそうしたハードルを越えてきている。
特に「絶飲食」は過酷である。
初めてこの言葉をお聞きになった方も多いと思われるが、6~7日間何も食べない、何も飲まないで通常通りの生活を送るのである。
常識的には、何も飲まないで過ごせるのかと、疑問に思われる方も多かろう。
しかし、その期間に入る一週間程前から、体調の変化が始まる。
掌門人達によって体調は管理され始め、その期間が始まっても大丈夫なように準備されるのである。
2009年11月8日 <食べ物について>
絶食のみならず、どうして水分まで飲んではいけないのか?
物を食べないと、体脂肪が分解されて身体を維持しようとし始める。
体脂肪を分解する過程で、水分が生み出されてくる。
水分を摂取しないことで、速やかに、体脂肪が燃焼されていくようになる。
その分解、燃焼過程の中で、もっとも刺激が与えられるのは内分泌の系統である。
免疫機能や内分泌が刺激されて、危機の状態を察知し、免疫力を向上させる事はきわめて重要なことである。
どのような環境下でも生きられる体力というのは、免疫機能が抜群の選択力をもって、見分けることをする。
見分けて防衛する力など、様々な 免疫機能の向上が必要になり、そのためには、緊急事態であるという信号が免疫系統に送られて、内分泌系統が活発になる。
これが絶飲食でもたらされる大きな成果である。
消化吸収の機能だけを高めるのではなく、内分泌系統、免疫機能も高めて、更に消化吸収に関するネットワーク系統も高められる。
体内で分解された脂肪から、水分が提供されて、飲まなくても身体の機能を維持できることになる。
次元上昇への終末の時を迎えて、今後、水がしばらく飲めないとか、食べ物や飲み物が取れないことが起きて来る。そういう事柄に鑑みて、身体の状態を改善するとともに、絶飲食が指示されたのである。