食事の取り方には様々な説があります。
朝食はとった方がよいのかどうか、最近では一日一食が健康によいなど、自分の食生活をどのようにしたらよいのか迷う方も多いと思います。
昨年の秋に配信したブログ「理想的な食事の取り方」20、21と合わせてお読みください。

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2009年1月29日 <気功講義>

長い歴史の中で、人は「一服」という文化を産み出しました。
それは、お茶のみならず、菓子、間食、休憩を意味します。
文化の中で産み出されたものですが、人の身体の中でちょっとした「エネルギー補給」として大切な意味を持ちます。

朝の負担を軽くすることは、身体の負担を軽くすることにつながります。
身体は、まだ目覚めて活動しきれていないのです。
朝起きてから食事までの間、身体が目覚める様な活動する機会があるのであれば、充分に食べても可能なわけです。
個々の生活によって、食事のエネルギー配分も変化させる必要があるのです。

以上述べてきた様に、食事の取り方によって、総摂取カロリーが同じでも身体につく脂肪量が変わったり、快適な生活が出来たり、出来なかったり、総合的に生活を見直す必要があります。

食事の回数、総摂取量、食事の時間と間隔、運動量等によって、血糖値、血中インシュリン濃度、インシュリン抵抗性、体脂肪率、内臓脂肪と皮下脂肪の比率など大きな違いを生み出します。

そうしたことをうまく調和コントロールしてメタボリック症候群にならないよう、また糖尿病などを引き起こさない様にすることが、いつまでも快適な生活を送る秘訣となってきます。